福利厚生にもぴったり?!空手の形効果とは

こんなにスゴい!?空手の形効果とは

福利厚生にもぴったり?!空手の健康効果とは?!

空手の形は色々な立ち方、手足の動作の繰り返しによって構成されている”全身運動”でもあります。全身の筋力と体幹力の向上による「行動体力」だけでなく、血流と心肺機能の改善によって「防衛体力(いわゆる免疫力)」の向上も期待できます。その空手の「形」の動きにはさらにいろいろな効果があります。イラストを交えて解説いたしましょう!

突き

波多場四郎の四股突き空手の突きは片方の手で前方を突くと同時に片方は後方に引き手をします。この時肩・肩甲骨・腕をコントロールする筋肉が使われます。この運動で肩関節周辺の筋肉の柔軟性や筋力を高めます。

  • 突き=前方の筋肉・・・大胸筋(胸)、前鋸筋・小胸筋(体幹+肩甲骨)、三角筋前部(肩)、上腕三頭筋(二の腕裏)など
  • 引き=後方の筋肉・・・広背筋(背中脇)、僧帽筋(背中肩・首)、三角筋後部(肩)、上腕二頭筋(二の腕前)など

突くと胸側の筋肉が働き(収縮し)背中側の筋肉がストレッチされ、引くと背中側の筋肉が働き(収縮し)胸側の筋肉がストレッチされます。さらに体幹をささえるための腹筋群・背筋群も働きます。

大胸筋肩甲骨前鋸筋小胸筋

前屈立ち

前屈立ち

様々ある空手の立ち方の中でも流派を問わず基本的な立ち方が「前屈立ち」です。この立ち方をとることで体幹・股関節から下半身にかけての多くの筋肉が使われます。

  • 前足側・・・腸腰筋(体幹・股関節)、大腿直筋(体幹・股関節・もも前)、下腿三頭筋(ふくらはぎ)などが収縮し、大殿筋(おしり)、ハムストリングス(もも裏)などがストレッチされる
  • 後足側・・・大殿筋(おしり)、ハムストリングス(もも裏)、大腿直筋を除く大腿四頭筋(もも前)などが収縮し、腸腰筋(体幹+大腿)、大腿直筋(もも前)、下腿三頭筋(ふくらはぎ)などがストレッチされる

また、和道流の前屈立ちは横幅を狭めにとるため左右のバランスのトレーニングにもなります。そしてやはり体幹をささえるための腹筋群・背筋群も働きます。

上段上げ受け

広背筋いくつかの空手の受け技のうち、和道流の上段上げ受けは腕にひねりを加えながらより高く上げるのが特徴です。そのため上腕と背中から骨盤までつながっている広背筋など背中側の筋肉と大胸筋など体幹前部などの筋肉ストレッチ効果があり、肩関節・肩甲骨の稼動域の向上にも寄与します。

その他の効果

さらに、蹴り技は片脚で体幹を支えながら足をコントロールするのでレベルの高い身体能力も向上も期待できます。その他左右前後の転身動作など様々な角度方向を含む身体運動をするので多くの筋肉に刺激を与えることができる、それかが”空手の形”なのです!!

このような空手の形をゆっくり自分のペースでやってみたい!と言う方
→シニア空手教室

武道として本格的に空手に取り組んでみたい!と言う方
→レギュラークラス