空手と片脚・扁平足の見方

空手、とりわけ蹴りを打つ時に大事なのは片脚で立てるかどうかですね。組手はもちろん、形では片脚でピタッと静止しなければならない形もあります。

そして片脚で立つ際に、ポイントになるのは足の裏の状態です。もちろん片脚立ちに限らず両脚で立つ時、歩く、走る、跳ぶ、などあらゆる動きに関係あります。

足の裏の状態と言えば「扁平足」。扁平足とは、足裏の土踏まずのへこみがほとんどなく足裏全体が平になってしまっている状態ですね。しかし見た目で土踏まずがないように見えても、扁平足ではない場合があります。

「土踏まず」とは、見た目の形のことではなく足裏の「構造」の事です。構造としての土踏まずはちゃんとあっても皮下脂肪などのためにへこんでいるように見えない状態になっているのです。

舟状骨の位置そこで土踏まずの見分け方とは。右のイラストの赤い★、足首内側のくるぶしから前方斜め下辺りに「舟状骨」という骨のでっぱりがあります。指で押してみると見つかります。この舟状骨の位置が、くるぶしと親指つけねを結んだ線上より上だと正常な足です。線より下だと扁平足です。

では扁平足の何が問題か。足の構造は、弓のような形になっています。骨が縦と横の弓のアーチを形成し、足裏の筋肉が弓の弦のような働きをしてアーチを支えています。このアーチがクッションとなって体重をささえています。

ところが足裏の筋肉が疲労してくると、弦が伸びた弓の状態になり、アーチが下がって土踏まずが潰れていきます。アーチが下がると弓が緩んで足の縦横の長さが長くなります。靴を買う時は夕方がよいというのはこれが理由ですね。

このアーチが下がった状態が慢性的に続いているのが扁平足ということになります。アーチのクッションがないので体重をささえることができず、バランスを崩しやすく片脚で立つのが困難になります。この状態で運動を続けると足の骨にストレスがかかり甲の部分に痛みが出たり、悪化すると疲労骨折になる場合もあります。

扁平足の予防には足裏の筋肉を鍛える事です。よくおこなわれる方法は「タオルギャザー」という筋トレです。タオルを床に置き、足の親指を中心にしてタオルの端をつかんで握るようにしてタオル引っぱり寄せます。足裏の筋肉は指を曲げる働きがあります。軽く引っ張れるようになったらタオルに重りを乗せてみよう。

その他バランスディスクに片脚で立って足首を動かしたり片脚でスクワット等もよいです。